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第61回ワークショップ 効率的な機能回復アプローチと理学療法士職域の拡大として、ムーブメントサイエンスが注目されています。言うまでもなく機能的運動の質を向上するためには、詳細な運動分析・ムーブメントサイエンスの知識が不可欠ですが、機能的運動を分析し、評価・治療をする講習会は限られたものとなっています。このコースでは今アメリカの理学療法士の間で注目されているムーブメントサイエンスの臨床エキスパートを目指し、評価から治療までの過程を詳細に学びます。 この講習会は、従来行われていた3日間のコースを4日間に延長し、参加定員を少人数化し、講師アシスタントを増加して実技を重視し、日本の臨床に応じたコースに改革しました。またテキストブックをPDFファイルでお渡しするなどの経費節減を行い、米国や他の国で受講するよりも安い講習費でのご案内となっています。 理学療法士の世界では、様々な臨床技術的講習会が行われていますが、習った治療技術を実際の臨床で機能を重視した評価・治療へとつなげて考えて行くことが難しく、例えば DNS やヤンダアプローチ、MSI などを講習会で習ったけれども臨床で100パーセント使いきれていないこと、またどの場面でどの評価と治療を使うのかわからないといった理学療法士の悩みは日米共通と言えます。このコースではこの評価・治療・技術のギャップを無くし、クリニカルリーズニングを活用して機能的評価に基づいた治療を適切な技術を用いて円滑に行えるようになることで、患者様の機能向上をより早く導くことができるセラピストへの成長を目的としています。 上肢帯コースと下肢帯コース修了後、ムーブメントリンクス認定理学療法士試験を日本語または英語で受験が可能です。現在、25名の日本人の方々が認定テストに合格し、日本各地で活躍中です。 Clare Frank 氏は Kaiser Permanente Los Angeles の Fellowship Program の主任講師であり、ムーブメントサイエンス専門理学療法の発展に貢献しており、世界各国で認定専門理学療法士プログラムを設立していらっしゃいます。 David Kurihara 氏は、米国理学療法士協会認定整形外科・スポーツ専門理学療法士であり、American Academy of Orthopedic Manual Physical Therapy (FAAOMPT) 認定のセラピストで、整形外科的な知識と臨床経験が豊富で、アジア各国でムーブメントリンクスを単独で指導している教育経験豊かなPTです。 プログラム
8月3日（土曜日）
8月4日（日曜日）
8月5日（月曜日）
8月6日（火曜日） 講師：Clare Frank MS, PT, OCS, David Kurihara DPT, OCS 日本語通訳：高橋堅太郎 PT 時：2019年8月3日-6日
場所：日本リハビリテーション専門学校 定員：26名（定員になり次第締め切り） 一般参加費：120000円 PDFでのテキストブックは料金に含まれます。製本したテキストブックをご希望の方は1冊5000円となります。
日本理学療法士協会会員の方には以下の割引料金が適応されます。
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