第3回 (2002年10月26日)
痛みの治療を考える

第1部
米国・日本におけるペインクリニックの現状
ーその適応と治療の可能性

第2部
イギリス医療の中でのアロマセラピー

このワークショップでは、日本ではまだ新しい痛みの治療について、臨床で活躍している専門家から知識と技術を学びました。

第1部は「ペインクリニックーその適応と治療の可能性」で、講師には、帝京大学溝口病院ペインクリニックの医師北原雅樹氏をお招きし、ペインクリニックの適応、治療、そしてその可能性を学びました。参加者の皆さんとのディスカッションの時間を充分に取り、ぺインクリニックに対する疑問にお答え頂きました。北原先生は、米国ワシントン大学へ留学、米国での臨床経験も豊富で、米国のペインクリニックにおける治療についても、お話頂きました。

第2部は、英国IFPA認定アロマセラピストで米国NAHAプロフェッショナル・メンバーでもある三沢俊子氏をお招きし、医療の中のアロマセラピーについて学びました。三沢氏は東京学芸大学教育学研究科修士課程修了、公立の障害児療育センターにおいて臨床心理士として勤務した後渡英し、ティスランドインスティテュート・ホリスティックアロマセラピー・ディプロマコースを修了されています。イギリスでは、アロマセラピーは健康保険支給の対象であり、慢性疼痛治療など医療の中で行われています。ワークショップでは、実際に香りを作るなどの実技もおこないました。

講師紹介:
北原雅樹氏

帝京大学溝口病院助教授
麻酔科 ペインクリニック部長

三沢俊子氏

FPA認定アロマセラピスト
米国NAHAプロフェッショナルメンバー




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