第15回ワークショップ
ヤンダ・アプローチ
運動機能障害症候群・筋骨格系痛み症候群に対する理学療法

臨床でご活躍のセラピストの方々に大変ご好評を頂いているヤンダアプローチワークショップを2008年度は、文京学院大学福井勉先生のご協力を頂き、文京学院大学埼玉ふじみ野キャンパスでの開催致しました。

ブラディミア・ヤンダ氏(Vladimir Janda 1923-2002)は、教育者・研究者・医師として50年以上の経験があるチェコの神経学者・リハビリテーション医です。ヤンダ氏は、個性的で実践的な臨床研究を世界各地で発表し、筋骨格系の痛み症候群の専門家として知られています。また、チェコ共和国のリハビリテーションの父として、リハビリテーション医学における「プラハ教育」アプローチに不可欠な存在としても知られています。

16時間に及ぶ集中的なワークショップ(70%が実技、30%が講義)により、ヤンダ・アプローチの理論、研究、概念を紹介します。ヤンダ氏は地道な研究と豊かな臨床経験を通して、慢性的な痛みと障害となる筋のアンバランスの特徴的なパターンと症候群に定義しました。この講習を通し、統合的な評価と、筋骨格系の痛みに対する個性的で臨床的な治療である筋骨格系の痛みの病因論における筋アンバランス症候群の科学的な検証を行います。

ヤンダ・アプローチによる統合的な評価は、セラピストにとって、いち早く痛みの原因を捉え、様々なテクニックにより特異的な治療を開始するために役に立ちます。ヤンダ・アプローチでは、特異的な固有感覚治療プログラム、安価な治療器具で行える Sensorimotor training(SMT)を活用します。これらは、普段の臨床やホームプログラムへの応用に大変便利です。

講師の Clare Frank 氏は、ヤンダ氏による直接指導を受け、ヤンダ氏の死後も継続してチェコプラハでの教育を受けており、現在はカリフォルニアの Kaiser Permanente Movement Science Fellowship にて講師として活躍している教育経験、臨床経験が大変豊かな理学療法士です。

このワークショップは、今年度も継続致します。

講師:Clare Frank MS, PT, OCS
Kaiser Permanente, Los Angeles California

日本語通訳:小倉秀子 DPT
Kaiser Permanente South San Francisco Medical Center

時:2008年11月1日2日3日(1日は、午前8時30分受付開始 9時講習開始 3日は午後12時終了)

場所:文京学院大学ふじみ野キャンパス
〒356-8533 埼玉県ふじみ野市亀久保1196
http://www.u-bunkyo.ac.jp/campus/campusguide/fujimino.html

定員:30名




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