第13回ワークショップ
バランス・前庭機能障害のリハビリテーション医学
転倒予防の臨床的理学療法

転倒予防の医学的リハビリテーション・臨床的理学療法とはどのようにあるべきなのでしょうか。

高齢化社会が急速に進む日本では、特に高齢者の転倒予防において、理学療法士の活躍が期待されていますが、EBMに基づいた治療や指導を行っていくためには、どのような知識や技術が必要でしょうか?

老年医学における専門家の間では、加齢と共に転倒することが多くなるということで意見は一致しています。このコースは、バランス障害の問題、そして転倒のリスクを軽減するための望ましい変化(バランス再教育・代償方法・行動変容など)を明らかにし、セラピストの方々の臨床にお役に立つ内容となっています。

転倒のリスク因子を明らかにし、リスクを軽減することは可能です。特に、バランス再教育は大変重要であり、めまいや不安定性を伴う障害や症状を軽減します。2日間のコースで、EBMに基づいた理学療法の臨床技術、評価方法、治療と患者教育を学びます。セラピストがこのような知識と技術を持つことによって、転倒の不安に苦しむ患者様や高齢者の方々に、効果的な治療や問題解決方法を提供することができます。

このコースは、臨床経験の有無を問わず、高齢者の方々のための転倒予防プログラム、老年医療に携わる施設、病院、デイケア、在宅医療などに携わるセラピストの方々に特にお奨めのコースです。

コースで学ぶ項目:
・前庭機能とバランスコントロールの解剖学・神経学・生理学
・病理学ーめまいとバランスの障害のタイプ
・リスク因子
・投薬ー薬による影響
・臨床における評価
・臨床における治療
・患者教育
・転倒予防

講師:Rosaline M Felipe PT, COMT

日本語通訳:小倉秀子 DPT

時:2007年6月30日-7月1日

場所:独立行政法人労働者健康福祉機構 関東労災病院
〒211-8510 神奈川県川崎市中原区木月住吉町1-1

TEL:044-411-3131

定員:30名(定員になり次第締め切り)




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