ムーブメントリンクス パート2
機能的アプローチの理論・評価と治療:上肢帯
上肢帯コースは、頸部・肩関節・肘関節・手関節などの治療を行うセラピストの方に非常に好評で、OTの方々にもご参加頂いています。
下肢帯コースからでも、上肢帯コースからでもご参加を開始することが可能です。この二つのコースを修了した方は、運動分析や患者様のマネージメントを詳細に習う運動解析・マネージメントコースに参加ができ、さらに機能的アプローチの理解を深めることができます。その後、ムーブメントリンクス認定テストを受講して合格すると、ムーブメントリンクス認定セラピストとして、米国のムーブメントリンクスから認定書が授与され、セラピストとしての実力を認識する大変良い機会となります。現在日本では約40名がムーブメントリンクス認定セラピストとして、日本各地の臨床でご活躍です。
効率的でEBMに基づいたリハビリテーションとして、機能的アプローチが注目されています。機能の質を向上するためには、詳細な運動の評価と運動分析の知識が不可欠ですが、機能的運動を分析し、評価・治療をする講習会は限られたものとなっています。このコースは、欧米の理学療法士の間で注目されている機能的アプローチの臨床エキスパートを目指し、概論、評価から治療まで具体的に学びます。
理学療法士のための様々な講習会が行われていますが、習った治療手技を実際の臨床で機能を重視した評価・治療手技へとつなげて考えていくことが難しく、せっかく高額な講習会に参加して習ったけれども臨床で100パーセント使いきれていないこと、またどの場面でどの評価と治療手技を使うのかわからないといった理学療法士の悩みは日米共通と言えます。このコースではこの評価・治療技術のギャップを無くし、クリニカルリーズニングを活用して機能的評価に基づいた治療を適切な技術を用いて円滑に行えるようになることで、患者様の機能向上をより早く導くことができるセラピストへの成長を目的としています。
今年から従来通訳を通して行われていたコースを全て日本語のコースとして3日間に変更します。参加定員を少人数化し、日本人スタッフを増加して実技を重視し、参加者の方々の日常的な臨床の疑問にお答えできるコースに改革しました。講師陣は、様々な臨床経験を持っていることから、ご参加の皆様の臨床に応じた指導ができるようになっています。
また、過去にご参加の方から、もう一度参加して、ハンドリングが上手くなりたい、基礎をしっかり復習をしたいというご希望も多数頂いております。過去の下肢帯コースにご参加なさった方には、1日、2日、3日間参加を選択頂き、理論の復習やハンドリングを練習することができます。
テキストブックは、日本人講師チームにより、わかりやすい医学用語と日本語へと訳しました。講習中、テキストブックに自分の言葉でさっと書き込みをし、講習で使ったテキストを臨床で開くことで、臨床で活用しやすいというご参加の皆様のご意見から、この道60年の印刷会社に依頼し、丈夫で長持ちするように丁寧に仕上げた製本をお配りしています。
プログラム
1日目
13:30 - 17:30 (平日開催と1日目午後開始の場合時間が異なります。)
・ 機能的アプローチ概論
・ 上肢帯の考慮点
2日目
09:00 - 17:30 (平日開催と1日目午後開始の場合時間が異なります。)
・ 視診・運動分析評価
・ 機能に基づいた評価
・ 発達運動学に基づいた評価
・ 運動パターンの再教育
3日目
09:00 - 16:00 (平日開催と1日目午後開始の場合時間が異なります。)
・ 機能に基づいた治療実習
・ 発達運動学に基づいた治療
・ ケーススタディー
場所:日本リハビリテーション専門学校
Time Plaza Ise ビル
〒171-0033 東京都豊島区高田 3-6-18
詳しくは学校ホームページ地図をご覧ください。
https://www.nitiriha.com
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